過去の投資事例に学ぶ②ソースネクスト

株雑談

これまでの自分の投資を振り返り、何を学んだか記録に残しておこうという企画第2段です。今回は人生で初めて投資をした「ソースネクスト」です。

ソースネクストへの投資理由

ソースネクストは「ポケトーク」(自動翻訳機)を開発した企業です。

「ポケトーク」は開発されるやいなや話題を呼び2017年頃から注目を浴びていました。

投資を始めた頃(2018年頃)の私は、成長性とPERを比較して割安だと感じたら投資する(いわゆるPEGレシオ)ということを考えていました。

当時ソースネクストのPERはたしか25倍以上あったものの、それ以上に売上成長率が伸びる会社予想だったため投資する決断をしました。

ポケトークという商品に魅力を感じていましたし、会社IRでも定期的に「販売台数〇台突破!」や「〇〇社に導入されました!」という景気の良いお知らせが発表されていたので、問題ないだろうと判断していました。

反省と学び

ソースネクストに最初に疑問をもったのは、会社予想を途中で修正することなく迎えた本決算で大きく計画未達になったことです。

それにも関わらず翌期も見栄えの良い会社計画だったため、「もしかしたら違うんじゃないか・・」と感じました。

2つ目に「売上は伸びるけど利益に結びつかない」というビジネスモデル上の弱点があるのではないかと感じたことです。

たしかに「ポケトーク」自体は魅力的ですが、使う場面が限られますし、売ったら終わりのビジネスモデルだったので、広告費をかけたとしても最初の勢いは次第にしぼんでいくのではないかと感じるようになりました。(さんまさんを起用したTVCMもありましたね)

結果、そこそこ早めに売却したため微益にはなったものの、「投資はそんな簡単なものじゃないんだなぁ」と感じた経験になりました。

学びポイント

・会社予想は外れる場合もある。経営者や会社の信頼度をはかることが大事

・複数年に渡って利益を出せるビジネスモデルをもつ企業に投資をしたい

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