運用検証(2023年9月末)

運用検証

運用報告

9月は大きく動かず年初来+16.8%です。今月は保有銘柄に決算がなかったので妥当でしょう。

個別の状況

①きずなホールディングス

市から協力パートナーに認定されたり、学校と連携したり、地域社会に根差した活動のIRが続いています。IR自体は地味ですが、葬儀会社として地域から信頼されることはとても大切ですし、一度でも個人と接点が生まれる(店舗を訪れたことがある)経験が、もしもの時に選ばれる重要な要因になる可能性があるので意味があることだと思います。

②ユナイト&グロウ

子会社の譲渡が発表されました。業績にはほとんど影響がなく、事業の選択と集中ということで良いことだと思います。

しかし、この会社を子会社化したのは2015年のことなんですよね。「あまりシナジーがなさそうな会社をなぜ子会社化したのか」「今後もこういったM&Aが起きるのか」気になるところです。

キャッシュリッチな会社ですし色々と誘惑も多そうなビジネスモデルですが、コアビジネスに集中して(できれば配当を年々あげて)競争優位性を高めていってほしいです。

③エスプール

「わーくはぴねす農園」やBPOセンターの開設など計画通り順調に推移しているようで安心しました。一方、「ゼロカーボンシティの実現に向けた包括的連携協定」において8件中7件が宮崎県に集中しており、全国的に展開可能なのか少し不安です。

9月のまとめ

保有株に決算がなく、比較的おだやかな一か月でした。

エスプールとユナイト&グロウは株価が報われない一方、個人的には期待度が増しているので少し買い増しをしました。

特にユナイト&グロウは、「いかにシェアード社員を増やせるか」「人に依存するビジネスモデルなので急激な成長はない」ということで銘柄自体に派手さがありませんが、中小企業におけるコーポレートITの重要性、ひとり情シスが多いという現状を鑑みると、もっと評価されて良い事業だと思います。

また、一見人に依存しているビジネスモデルのようで、実は「仕組み」で社会的課題を解決している会社なので、年を追うごとに競争優位性が高まっていく見通しを持っています。

そんなわけで、少し強気に投資しています。来月はエスプール、プレミアグループ、きずなホールディングスの決算があるので、段々と年間の着地地点が見えてきそうです。

それにしても過去に保有していたグッドスピードに不穏な空気が漂っており残念です・・・

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