ポートフォリオ管理戦略③想いを分散させ、中長期で応援する

投資方針

ポートフォリオ管理戦略③今回は「銘柄選びと自分の想い」についてです。

ポートフォリオでは現在5~6銘柄に投資しているわけですが、なるべく違う業種に投資するようにしています。

これはリスクヘッジの観点もあるのですが、どちらかというと投資を中長期で楽しむ(複数の観点から日本の課題解決に貢献する企業を応援する)ためのものです。

今回は著名投資家ろくすけさんの『ポートフォリオに想いを込める。』の記事をもとに、現在のポートフォリオに託す想いについてまとめます。

令和5年4月時点のポートフォリオ

現在はこの6銘柄になっています。自分の投資(ブログ)のテーマが「道徳と経済(利潤)のバランスをとる」ということなので、流行り廃りになるべく関係なく、社会的意義があると思える企業に投資したいという想いがあります。

また、「社会的意義がある企業を集めて中長期で応援すれば、投資としての成功確率も高くなるのではないか」という仮説を確かめたい想いもあります。

それぞれへの想い

  • グッドスピード・・・中古車業界。ぼったくられる・怖いイメージのある中古車業界に健全化の影響が与えられるのではないか。新車が優位な日本において、外国のように中古車も選択肢の一つとして確立されれば良いなという想いもあります。同じ業界ではネクステージにも投資経験があります。
  • きずなHD・・・高齢化社会。伝統的な葬儀の形が見直されて、家族に合った形・適正な価格で葬儀が行われれば、残された家族がより前向きにスタートできるのではないかと思っています。高齢化社会というテーマではチャームケアやリビングプラットフォーム(介護施設)と被るところがあります。
  • ユナイト&グロウ・・・IT・人材。日本企業のIT活用の解決策として注目。また、年功序列、長時間労働といった体質の組織がいまだに多い中、新しい組織の在り方を模索している点も興味深いです。今まで日の目をみなかったコーポレートエンジニアという職に注目して、かっこいい職業にしようという心意気も好きです。
  • ゲンキー・・・小売り。徹底的に「安い」という価値にこだわった庶民の強い味方です。チェーンストア理論、ランチェスター戦略は現代でも通用するのか、企業戦略の面から興味深い企業です。
  • プレミアグループ・・・金融系。中古車をローンで買うという行為は馴染みの薄いものでしたが、世界を見渡せば発展途上国など日本の車をローンで買って走らせている国が多いわけで社会的に意義があるのではないかと思います。うまく事業間のシナジーを発揮させて競争優位性を強固にし、大手に挑んでいく戦略も巧みだなと感じます。
  • 現金・・・心の余裕・癒しの存在。

まとめ

高齢化社会・IT活用・小売り・日本企業の途上国への展開など、日本の課題であり個人的に興味や関わりが深いテーマが並んでいます。この他にも興味ある業界(障がい、日本文化など)があるのですが、投資タイミングが合わずここに登場してきていません。

「自分の興味ある分野×成長期待がもてる企業」に出会えたら、楽しいし、自然と中長期投資になるのかなと思います。(どちらかでも欠けていると、短期売買になりやすいような気がしています)

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